2008年06月24日
『琉球王国あけもどろ圖 十五世紀 建国の三雄と冊封使行列』
(記事を書く時間がとれないでいるので、画像のみ先にアップします。ちょこちょこ文章を書き足すかと思いますがご了承ください)
〈2008年6月6日 完成〉
首里天楼三階壁面
全体図(365k)クリックで拡大
〈絵の概要〉
『あけもどろ』とは夜明けのこと。 琉球王国は1428年に尚 巴志に統一されてから、約450年の間繁栄したとされている。 その琉球統一を成し遂げた三人の英雄 【 〈中山王〉尚 巴志 ・ 〈国相〉懐機・ 〈読谷山按司〉護佐丸 】 の姿と、 明(中国)皇帝の使者・冊封使の行列を迎えて沸き立つ当時の首里城下町の様子を、 時代考証を重ねた上で想像で再現して描き、琉球王国の夜明けを表す図とした。
企画・制作 JCC美術部(齋藤)
監修者 井上秀雄文学博士(沖縄県立芸術大学元教授)
〈アップ画像〉※サムネイルクリックで拡大します
中山王 尚巴志と国相 懐機
十五世紀 首里の中山門(冊封使行列を見る人々)
読谷山按司 護佐丸
〈2008年6月6日 完成〉
首里天楼三階壁面
全体図(365k)クリックで拡大
〈絵の概要〉
『あけもどろ』とは夜明けのこと。 琉球王国は1428年に尚 巴志に統一されてから、約450年の間繁栄したとされている。 その琉球統一を成し遂げた三人の英雄 【 〈中山王〉尚 巴志 ・ 〈国相〉懐機・ 〈読谷山按司〉護佐丸 】 の姿と、 明(中国)皇帝の使者・冊封使の行列を迎えて沸き立つ当時の首里城下町の様子を、 時代考証を重ねた上で想像で再現して描き、琉球王国の夜明けを表す図とした。
企画・制作 JCC美術部(齋藤)
監修者 井上秀雄文学博士(沖縄県立芸術大学元教授)
〈アップ画像〉※サムネイルクリックで拡大します
中山王 尚巴志と国相 懐機
十五世紀 首里の中山門(冊封使行列を見る人々)
読谷山按司 護佐丸
2008年01月24日
首里天楼のふすまです
先日完成したふすま絵が、首里天楼に設置されました
(現場設置のときは、いつも職人技で仕上げてくれるMさん、Kさんありがとうございます(^人^))
ここは首里天楼の地下の部屋です。
ふすまの前はステージになっていて、毎日島唄ライブもやってます。
今までこのふすままっしろで、ちと寂しかったと思うんですが、どうでしょうか?良くなった??
↓引いてみるとこんなです。
壁の絵の紹介はこっちとこっちです。
2008年01月20日
ふすま絵完成☆
首里天楼の地下に設置する予定の襖絵が一昨日完成しました
沖縄の植物をモチーフにした琉球版金碧障壁画みたいなのに仕上がればいいな〜〜と思って作りました。
これから実際ふすまに張り込んでもらうので、できあがったらまたアップします。
多きい画像
2008年01月09日
「一八七六年 那覇港 秋の夕暮れ 迎恩亭」
本当のタイトルは
「一八七六年 那覇港 秋の夕暮れ 迎恩亭〜国王尚泰 最後の進貢船を見送るの圖〜」
略して「夕暮れ圖」とか「那覇港の圖」とか呼んでいます。
首里天楼地下の部屋のために描いた絵です。
2007年の12月に完成しました。
詳しい説明は首里天楼HPにもありますが、こちらではHPより大きい画像で載せてみます。
以下クリックで大きい画像
全体
アップで右から1枚目
アップで右から2枚目
アップで右から3枚目
アップで右から4枚目
アップで右から5枚目
この絵が貼ってある部屋の紹介記事はこちらです。
2008年01月05日
首里天楼地下『夕暮れの間』
昨年12月に絵が完成した、首里天楼の地下の部屋です。
絵のタイトルは
「一八七六年 那覇港 秋の夕暮れ 迎恩亭〜国王尚泰 最後の進貢船を見送るの圖〜」
です。長いですね。
この絵は、琉球王国が終わりを迎える少し前の1876年に、中国との貿易で400年以上活躍してきた船が、役目を終えて中国に帰って行く。。という場面です。最後の国王・尚泰ら王族と重臣が「迎恩亭」という那覇にあった建物から出港を見送っています。
実際に国王がこのように見送ったのかは、分からないので想像です。
しかし最後の進貢船が1876年であったことは史実です。
当時の国王や、王子、摂政、三司官の人物像は、写真があるものは似せて描いています。
当時の那覇港から見える風景や建物、船の造形に関しては、様々な資料を見比べながら正確に描いたつもりです。
地下の部屋に入ると三方の壁全面にこの絵が展開しています。
130年前の那覇港に立ったような気分を少しでも味わってもらえたら……幸いなのです:*.;*
首里天楼のホームページはこちら
大きい画像
絵の詳細な紹介記事はこちらです。
2007年12月29日
龍潭(りゅうたん)国際通り店の壁
国際通りの安里方面にある、龍潭国際通り店です。
http://kokusai.ryutan.net/
二階の壁に貼ってある黄色い絵は、約300年前の首里龍潭池でハーリー競争をしているお祭りの絵。(史実)
この絵、ウォーリーを探せ!ばりに細かいです。ハーリーこいでる人とか、見物人とか、お役人とか、中国人とか、とにかくたくさん人を描いてます。
何百人いるんだろう………描いた自分もまだ数えたことないです
だから外から見てもよくわからないんだけど、二階の中にもちゃんと同じ絵があるので、良かったら近くで見てみてください。
どこかにこの犬たちがいますよ。。。。
絵の紹介記事はこちらです
2007年12月13日
平成大琉球絵巻〈全体〉
この細長い絵は、2007年8月に完成した平成大琉球絵巻という作品です。
原画は高さ80cm、幅が14m40cmもあります。
沖縄の歴史をテーマにした店舗「琉球料理 首里天楼(すいてんろう)」の為に、沖縄の歴史上の出来事や人物、風景を絵巻風に描いた作品です。
首里天楼という店を象徴する「息を呑むような大絵巻を作るように!」という、
ものすごいテーマを社長から与えられたのが、2006年の夏でした。
クリックで大きい画像
首里天楼(すいてんろう)のHP
http://www.suitenrou.com/
絵巻の全長約30mでぐるりと囲まれた首里店楼三階の大広間
この絵巻を完成させるまでには、県立芸大の後輩の皆さんにも随分手伝って頂きました。
大きすぎて一人じゃイロイロきつかったので、、本当に助かりました<(_ _*)>
首里店楼がオープンしたときには、この絵巻について沖縄タイムスさんに取材もして頂きましたよ☆
http://www.okinawatimes.co.jp/machi/machi2007090400.html
2007年12月12日
龍潭重陽園圖(りゅうたんちょうようえんず)
全体
右半分
左半分
2007年の8月に完成した作品です。
詳しい説明はこちらのHPにもあります。
http://www.suitenrou.com/emaki/ryutan1.php
コチラの記事でも紹介しました。
クリックで大きい画像
実際に絵が貼られた首里店楼三階の壁です。
右半分
左半分
2007年の8月に完成した作品です。
詳しい説明はこちらのHPにもあります。
http://www.suitenrou.com/emaki/ryutan1.php
コチラの記事でも紹介しました。
クリックで大きい画像
実際に絵が貼られた首里店楼三階の壁です。
2007年12月12日
わだや菜 小禄店〈その2〉
2006年9月 わだや菜 小禄店が半分改装したときにまた絵を増やしました。
これは現場で描く時間がなかったので、事務所で描いた絵を、わだや菜の窓ガラスに貼付けてもらいました。
下の写真が事務所で絵ができたところ、で、上の写真が窓に貼付けた写真です。
今回は絵を設置するのが「窓ガラス」だったので、昼間は上の写真のように外からの光で絵が光って見えます。
光を通したとききれいに見えるように、沖縄の月桃紙の上に、透明水彩で描きました。
ふわあーっとした感じの見え方になるはずだから、絵柄もふわあーっとした感じ…絵本みたいな感じにしたいな、と思って左側の最初に描いた絵とはだいぶタッチを変えてしまいました。
わだや菜は小さいお子さん連れの方も多いですしね。
できればお店で、光に透ける感じを実際見てもらいたい作品です。
http://sai.jcc-okinawa.net/
2007年12月12日
とぅばらーま 国際通り店 2階
2006年8月にオープンした、国際通りにある「島唄と地料理 とぅばらーま」の2階ステージ背景に描いた作品です。
とぅばらーまというお店の名前は、もちろんあの八重山の民謡とぅばらーまからとったものです。
とぅばらーまを歌って民謡日本一になったこともある、宮良康正さんも週に何回かステージ出演されています!
ライブは毎日あって、お店自体がかなり楽しめる作りになっているので、私も友達が内地から来たときは必ず連れて行ってます。
とぅばらーまHP
http://tb.jcc-okinawa.net/
石垣島のとぅばらーま大会といえば、中秋の名月の下で開催されるとても情緒ある大会なのだそうですが、
私は残念ながらまだ行ったことがありません。
しかし、この「とぅばらーま」に対する社長と会社の思い入れは並々ならぬものがあって、お店の2階にまるで屋外のような「とぅばらーま会場」を作ってしまいました。
このステージの背景画を私が描かせてもらえることになったので、大学時代に行ったことのある八重山の風景を思い描きながら、「八重山の海岸」というテーマで下絵を描きました。
イメージはこれで行こう!と決まったので、あとは工事中の現場に2週間くらい詰めて、一気に描き上げました。
思えばこの壁画以来諸事情で、現場で描く、という作業の仕方をしていないのですが、やっぱり体をつかって大きく描くのは楽しかったです。
制作後半に、宮良康正さんが見に来て下さって
「これは八重山の海ですね。」
とおっしゃってくれたことが嬉しかったです。
2007年12月12日
わだや菜 小禄店〈その1〉
2006年7月にオープンした「自然回帰健康バイキング わだや菜 小禄店」の壁面に描いた作品です。
その名の通り、健康に配慮した食事を楽しめるお店ということで
食材をモチーフにして、水彩絵の具で現場の壁に直描きしてきました。
失敗が絶対にゆるされない状況なので、すんごく緊張しましたが…
自分を追い込んだおかげで、ねらいだった「勢いのある線」にはなったような気がします。
わだや菜のHPはコチラ
http://sai.jcc-okinawa.net/
クリックで大きい画像
2007年12月12日
波照間国際通り店2階
2006年4月に、JCCに入社してから初めて制作した壁画です。
国際通りにある「沖縄地料理 波照間」というお店の2階にある、ステージの背景部分に描きました。
このステージでは毎日、三線奏者さんがライブをやってます。
(ライブの様子はお店のHPからどうぞ)
http://hateruma.jcc-okinawa.net/
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