首里天楼　琉球絵巻を描くブログ

さて、琉球王国時代に活躍した偉人を一人ずつ描いていく、琉球偉人肖像画シリーズを描き始めました。

首里天楼と首里天楼別邸には現在9人の偉人の絵があります。
（こちらにも載ってます）

尚巴志・護佐丸・宇喜也嘉・尚真・儀真真常・高嶺徳明・程順則・蔡温・玉城朝薫（年代順）の9人が完成しているんですが
この9枚は沖縄芸大後輩の二人に、2007年の夏にお願いして描いてもらいました。

シリーズなので、ここに新たに3人追加する事になりまして
・尚円金丸（第ニ尚王統の始祖）
・阿麻和利（護佐丸・阿麻和利の乱で有名な勝連按司）
・羽地朝秀（薩摩侵入後に数々の改革で国を建て直した政治家）
の３名の肖像画（想像画）をこれから自分が描いていきます。
前の9人を含め、絵図の資料が全く残っていない場合もあるのですが、その時は
文字で伝えられている風貌や性格をもとに、想像で補って描く事になります。

時代考証は、前回の「あけもどろ圖」と同じく元沖縄芸大教授の井上秀雄先生にお願いします。



「背丈の高い偉丈夫」と伝えられている阿麻和利の下描。。（まだ途中なので、変わるかもですが）